2012年12月04日

そうだったのか! 中国

4087465454そうだったのか! 中国 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)
池上 彰
集英社 2010-03-19

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家族の本棚から拝借しました。

池上さんの本はやはりとっても読みやすい。そして比較的中立な立場から書かれているのがいいですね。ホント、「そうだったのか!」の連続です。

中国の近現代史が一気に分かって、しかもそれが日本との関係に及ぼしている影響も分かるという、役立つ本。
個人的には独裁者の恐ろしさをしみじみ感じましたです...。
シロウトが専門家の分野に口出しちゃいかんわ。しかも誰一人として間違いを指摘できないっていうんだから恐ろしい。

ま、後はこういう国から歴史をゆがめてるとか言われてもなーとか思ったり。
一般の人たちはその事自体を知れる立場にないわけですが。

国内的に大きな無理・矛盾を抱えすぎているので、この先どうなるのか、どうするつもりなのか、心配なような恐ろしいような。
posted by ぷぅ at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行

2012年11月19日

貧困大国ニッポン―2割の日本人が年収200万円以下

4796664033貧困大国ニッポン―2割の日本人が年収200万円以下 (宝島社新書 273)
門倉貴史+賃金クライシス取材班
宝島社 2008-06-07

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図書館で偶然目についたので借りてきたんですが、興味深かったです。
著者はTVなどにもちょくちょく出てらっしゃいます。TVで受ける印象と著作がずいぶん違ったので少し驚きました。

格差、貧困が話題になる昨今の日本。
じゃあ、貧困の当事者たちはどうしてる?どうかんがえてる?ということで、インタビューを集めたのがこちら。各章末に短いですが筆者のコメントもあります。

本当に気の毒なお話もあれば、それはもうちょっと自分で考えてみようよと思わされる人もいますが、それでもやはり一番重要なのは社会保障のシステムとそれに対する考え方を変えてみないことにはどうもならんのではないかと思いました。
その上で、働くということに対する考え方を変える必要もあるかと。
もっと言えば、やっぱりとどのつまりは教育だよと。
そこをなんとかしないと、このままだと日本社会が成り立たなくなるんじゃないかと軽く不安になりましたです。
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2012年10月19日

学力と階層

4022617349学力と階層 (朝日文庫)
苅谷 剛彦
朝日新聞出版 2012-08-07

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内田樹さんが『下流社会』を書くきっかけとなった本だそうで、前々から気にかかっていたんですが、この度文庫になったので購入。そうそう、解説は内田さんです。

第一章はデータが多く、ちょいと読むのに気合が必要です。
が、それだけに説得力あり。

一番の問題は親の経済力などにより、子ども自身の学びに対するモチベーションが全く違っているということ。経済力の差で与えられる機会が違う、というのももちろん問題ですが、それ以前、学びに対する価値を見出せなかったり、っていうのはより大きな問題だと思う。

後半には教育に対する提言があります。
それにしても、不思議なんだけど、日本の政治家たちってどうして成功したといわれている北欧の教育改革より、失敗の見本ともいわれる英国のサッチャー政権下の改革や、アメリカの落ちこぼれゼロ法などに代表される改革が好きなんだろう?単に勉強不足なの?日本は違うと思ってるの?それとも本当は失敗させたいの?
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