2012年05月18日

理系の子―高校生科学オリンピックの青春

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ジュディ ダットン Judy Dutton
文藝春秋 2012-03

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アメリカではサイエンス・フェアというのが盛んらしく、地域で行われる規模の小さなものから、世界規模で大スポンサーがつくものまでたくさんあるそうです。
その中の一つ、インテルがスポンサーに付く世界規模の大会に出場した子供たちを追ったドキュメンタリーです。

2009年の大会に出場した6人と過去の大会の印象的な子供たち6人。
子供たちの背景は本当にいろいろです。
才能のある子のための特別な学校に行っている子もいれば、少年院の中の学校の子もいる。
教育熱心な親の子もいれば、あまり関心のない親の子もいる。
でも、必ず誰かしら一人は理解者がいるんですよね。
親だったり先生だったり。そしてその大人では導ききれないようであれば、その人が誰か力になってくれる人に繋ぐ。
やっぱり理解者は大切だなと。
子供たちはとても個性的。その指導者も個性的な人が多いです。
上ばかり見て上の言うことだけ聞いているような人では、個性は伸ばしきれないんでしょうね。

サイエンス・フェアは規模にもよりますが、優秀者には賞金が出ます。
現金の場合もありますが、大学に4年間通えるだけの奨学金がもらえる場合も多い。
このシステム良いですよね。日本にもあればいいのに。

翻訳版には最後に日本から、このインテルのサイエンス・フェアに出場した学生さんの手記が掲載されています。
posted by ぷぅ at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行

2010年06月28日

理論派スタイリストが伝授 おしゃれの手抜き

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大草 直子
講談社 2009-11-25

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図書館で目に付いた(当日返却された本の棚に合った)ので借りてみました。

元々大柄な方で、しかもここ十ウン年は横にも育っちゃったのでますます大きく…(爆)
そしてお金はかけたくはないけど、多少はすっきりと見せたい。
えー、贅沢なのは自分でも分かっております(汗)

何気なく借りた本でしたが、提案がわたし好みでした。
と思ったら、昔好きでよく買ってた雑誌のスタイリストさんだったのね、納得。

今の自分を認めて似合うもの、似合う着方を考える、いい事おっしゃいますねー。
そうそう、今のわたしは目指せモニカ・ベルッチなんで(詳しくはこちらを。無謀なのは百も承知さ;爆)、参考になるなーと思いました。
posted by ぷぅ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行

2010年02月06日

ルポ 貧困大国アメリカ II

4004312256ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
岩波書店 2010-01-21

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2作目が出ました。
金融危機後のアメリカを取材しています。

前作にもまして恐ろしい。
しかも今回はその恐ろしさがより身近です。
もうね、これは日本のこと?って話が満載。

どんどん値上げされる大学の学費、一方で奨学金は減らされていく。結果、卒業時には巨額の借金を背負う学生。しかし、不景気のため安定した職には付きにくい。
まるで日本のことみたいじゃないですか。日本は学費は親が負担してくれることが多いのでマイナスからのスタートじゃないだけまだマシですが。(でも、このまま不景気が続けばそれもどうなるか)

医療改革を掲げて当選したオバマ大統領もどうやらあてにならないみたいだし…。
前回、クリントン元大統領が国民皆保険制度を実施しようとして失敗した時の話(医療産業界がエゲツない反対CMを多数打った。TVニュースでもスポンサーの意向を反映して皆保険制度に反対の立場での報道がなされた)を読んで、しみじみ思いました。
やっぱり教育は大事だわ…。
紹介されてたCMの内容なんてホントにヒドイものなのにそれを簡単に信じちゃうのは教育の影響かなと。

アメリカからの圧力で数多くの部分を自由化してきた日本ですが(特に小泉時代にね)、このままアメリカの後を追いかけてると大変なことになるだろうなと空恐ろしくなりました。

とにかく教育、医療、福祉だけは営利目的の人々に任せちゃいけないですよ。

オバマの改革に失望した人たちの言葉が良かった。
政権交替することが大切なんじゃない、まして政権に白紙委任状を渡すようなあり方はもってのほか、自分たちの選んだ政治家がちゃんと仕事をしているか監視し、していなければそのように動かすことが大事というのは日本にも当てはまりますな。
posted by ぷぅ at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行