2012年05月30日

野蛮人の図書室

4062162792野蛮人の図書室
佐藤 優
講談社 2011-11-30

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著者は元・外務官僚。鈴木宗男氏の事件に関係して逮捕されたことでも有名です。
最近は本もたくさん書いてらっしゃるし、週刊誌雑誌などでコラムを見かけることも多く、随分な読書家だということなので、彼の書いた読書案内本を偶然図書館で見つけ、どんな感じだろうと興味がわいたので借りてみました。

確かに紹介されている本の幅が広い。
でも、連載されていた媒体の関係もあるのかもしれないけど、気持ち物足りない感じです。
そして正直わたしとはちょっと好み、というか、本の読み方が違うかなとも思いました。

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2012年05月29日

なかのとおるの生命科学者の伝記を読む

4780908485なかのとおるの生命科学者の伝記を読む
仲野徹
学研メディカル秀潤社 2011-12-16

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面白い!紹介されてる本のほとんどが既に絶版なのが残念です。図書館で探したらあるかなー。

子供のころから伝記が好きで(といっても、すごいなーと感心するだけでお手本にしようなんておこがましくて考えられなかったわけですが)、大人になった今でも割と伝記ものは好きです。
そして子供向きの伝記と違い、大人向きにはもっと面白かったりスキャンダラスだったりする話も書かれてあるのでますます面白いんですよねー。

この本の中でも、森鴎外の意外な一面(女性関係じゃなく本職の方ね)が書かれてあります。

個人的にとても興味を持ったのはレーヴィ・モンタルチーニさん。
とっても素敵な女性であり、素晴らしい研究者で、人としてもとても立派、でも他人にも優しい。
すごいなー、見習いたくても見習えないや。

そして、もう一人は『二重らせん』で有名なワトソンさん。
この人の伝記は紹介されてないんですが、この本で紹介されているいろんな人々と縁があり、ちょいちょ出てくるんですが、まー、いろいろと問題のありそうな人です。
共同研究者のクリックさんのことも激怒させているし、そもそも『二重らせん』はもともとは他の出版社から出る予定だったのに、他の研究者たちからの抗議のため(内容に問題アリとの批判)、その出版社が手を引いたので、別の会社が出版したとか。
上記の周りの人々全てに暖かい目を向けているレーヴィさんにすら、厳しいことを書かれてるんで、もうどんだけ不評なのか、周りの人たちにインタビューして本を出してほしいくらい(笑)

まぁ、いろんな人が出てきますが、やっぱり何かに真剣に取り組んだ人たちの話は本当に面白いです。
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2012年05月18日

理系の子―高校生科学オリンピックの青春

4163750800理系の子―高校生科学オリンピックの青春
ジュディ ダットン Judy Dutton
文藝春秋 2012-03

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アメリカではサイエンス・フェアというのが盛んらしく、地域で行われる規模の小さなものから、世界規模で大スポンサーがつくものまでたくさんあるそうです。
その中の一つ、インテルがスポンサーに付く世界規模の大会に出場した子供たちを追ったドキュメンタリーです。

2009年の大会に出場した6人と過去の大会の印象的な子供たち6人。
子供たちの背景は本当にいろいろです。
才能のある子のための特別な学校に行っている子もいれば、少年院の中の学校の子もいる。
教育熱心な親の子もいれば、あまり関心のない親の子もいる。
でも、必ず誰かしら一人は理解者がいるんですよね。
親だったり先生だったり。そしてその大人では導ききれないようであれば、その人が誰か力になってくれる人に繋ぐ。
やっぱり理解者は大切だなと。
子供たちはとても個性的。その指導者も個性的な人が多いです。
上ばかり見て上の言うことだけ聞いているような人では、個性は伸ばしきれないんでしょうね。

サイエンス・フェアは規模にもよりますが、優秀者には賞金が出ます。
現金の場合もありますが、大学に4年間通えるだけの奨学金がもらえる場合も多い。
このシステム良いですよね。日本にもあればいいのに。

翻訳版には最後に日本から、このインテルのサイエンス・フェアに出場した学生さんの手記が掲載されています。
posted by ぷぅ at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行